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阪神など関西のスポーツを独断と偏見でぼやきます!

2012年09月10日

岩本、61年ぶり快挙!高卒初登板初先発初星!

 鬼門も吹き飛ばす若虎の快投だ。阪神・岩本輝投手(19)がプロ初登板初先発初勝利。虎の高卒選手では61年ぶりの快挙で、チームに3年ぶりとなるナゴヤドームでのカード勝ち越しをもたらした。内容も6回2安打無失点とほぼ完璧。母校・南陽工の先輩・津田恒実氏(元広島)のような魂の込もった投球で、華々しくデビューを飾った。

 大きく息をはくと、口を真一文字に結んで振りかぶった。少しだけ硬いポーカーフェース。快挙へと向かう78球の旅路は、外角への140キロ直球から始まった。岩本がプロ初登板初先発で、文句なしの初勝利だ。

 結果的にクライマックスは初回だった。緊張の中、先頭の大島にカーブを中前まで運ばれ、いきなり走者を背負う。続く柳田はバントの構え。初球、ファウル。2球目、敵が揺さぶりをかけてくる。バスターエンドラン。だが、ファウル。これで流れが変わった。追い込み、フォークで空振り三振。「バントされずに三振を取れたのが、自分の中で大きかった」。

 立ち上がりを乗り切ると体もほぐれ、仁王立ち。三~六回は4イニング連続の3者凡退だ。6回2安打無失点。五回までの予定が、もう1イニングの“おかわり”を許される抜群の内容だった。

 狙っていた。「初登板は1回しかないですからね」。阪神の初登板初先発初勝利は、1リーグ時代を含めても13人だけ。高卒では藤村富美男、武智修、西村修に次ぐ、61年ぶり4人目の記録だ。しかも、球団史上200人目の勝利投手となる、おまけまでついた。

 南陽工からドラフト4位で入団し、2年目。津田恒実の魂とともに歩んできた。同校の先輩で、むき出しの闘志と剛速球から炎のストッパーと呼ばれた津田。奇跡の出会いは、ドラフト指名され、地元がフィーバーとなった10年秋だった。

 周囲の過熱ぶりに、岩本は自宅ではなく、地元の旅館に泊まっていた。すると「そこの方が津田さんのサインボールをくださったんです」。偶然にもそこは、かつて津田さんが下宿していた旅館だった。運命だった。代名詞の背番号14ではなく、広島入団時の「15」が刻まれた白球。津田2世になれ‐。時間を超えて若虎に託された願いだ。

 遠征先でもどこでも、試合前には必ず、このボールを握り、誓う。「弱気は最大の敵」。津田さんの座右の銘だ。「お守りです。魂をもらっています」。それは、デビュー戦でも変わらない。「向かっていかないと、自分の力では抑えられない。強気でいきました」。天国に届ける1勝。津田さん、これからも、あなたとともに戦っていきます‐。


ソース元 デイリー

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Posted by さぼろーちゃん at 11:51│Comments(0)阪神
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